数学という学問は、実際の数字を扱うことが少なく、証明に次ぐ証明、
完璧に正しいことだけを積み上げたらどこまで到達できるかを試しているものです。
一方で、物理学という学問は、
世の中がどのような法則で出来上がっているかを1つ1つ探っていくものです。新しく編み出された法則にこれまで発見された事象を当てはめてみてとりあえずはこれで正しいかも・・・とするようなイメージです。
その間、証明は必ず必要というわけではなく、これまでのことを矛盾なく説明できるなら
たぶん正しいだろうという感じです。そして、新しい法則によって新たな仮説を立てて、それが実験や観測で検証していくのです。その点、
経験則でアプローチしていくものといえます。
そのため、ポーカーは物理学に似ている側面があり、絶対に正しい選択を追及するのではなく、
勝てそうな選択肢を探していくゲームで、その選択肢は相手プレイヤーによって変わってくるのです。
(参考文献:運と実力の間/飛鳥新社)